鳥の歌/ジャヌカン・シャンソン集
アンサンブル・クレマン・ジャヌカン   キング・インターナショナル   キング・インターナショナル   ジャヌカン  
ポリフォニックアンサンブルの楽しさが伝わります
 カウンターテノールのヴィスの張りのある声と、各声部1名のため響きが濁らず、パート間の動きがよくわかります。ただ、ハーモニーにこだわる合唱人の方からすれは、ソットヴォーチェで歌われる部分以外、ハーモニーが薄いと感じられるかもしれません。
 この団体の偉さは、どんなに猥雑な曲も決して一線を越えて悪ふざけにならない品格を保っていることでしょう。逆に「その昔、娘っ子が」のようにCDの収録曲で最も格調高く歌われています。大学のグリーメンの「春歌」のような、にやけ半分というところがないのが、このCDが4半世紀にわたって名盤であり続けられるポイントだと思います。
通過儀礼
 ジャヌカンの「鳥の歌」は洒落た明るいシャンソンであり 合唱曲として 日本にも根付いた一曲である。

 高校時代に合唱祭という行事があった。各クラスが課題曲と自由曲を4−5月の2ヶ月間練習して 5月末にコンクール形式の「合唱祭」で出来栄えを競うというものである。高校3年生の4−5月というと 普通なら受験勉強に専念なのだろうが ことコンクールといった競争となると 血道を上げてしまうのも高校時代である。
 
 そんなコンクールで 他のクラスが本曲を選んだ。高校生がシャンソンを歌うというのもおかしな話だが それでも皆まじめに歌っていたことを思い出す。そんな縁で今でも 「鳥の歌」をCDで聴くことがある。聴いていると 高校時代のもの狂おしき日々が懐かしく思い出される。通過儀礼という言葉は 高校時代の別名かもしれない。

専門家の評価も高いです
おそらく、クレマン・ジャヌカン・アンサンブルの二作目CDでしょう。ジャヌカンの作品に的を絞っていますが、それまでの合唱団による演奏とは大きく異なって小規模(四人)で多彩な表現を追及しています。リュート独奏も加えて、歯切れの良いアクセントとリズム感に満ちた一枚。代表作を集めた感がありますが、指揮のヴィスが最近ルネサンスから離れ気味で録音も乏しいのは残念です。当時の素朴な歌詞に素朴な編曲をしていて、大変聴きやすいです。音楽もさることながらテキストも大変魅力的なのがこの時代の特徴でしょう。

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オムニバス(クラシック)   キング・インターナショナル   キング・インターナショナル   キングズ・ノイズ  

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クレマン・ジャヌカン・アンサンブル   キング・インターナショナル   キング・インターナショナル   ヴェッキ  

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クレマン・ジャヌカン:鳥の歌 [Import]
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空想の音楽会(13)
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企画物のなかでは逸品です
 合唱はLP時代に定評のあったフィリップ・カイヤール合唱団。声楽アンサンブルものが多いルネサンス期の曲を合唱で聴くのも、なんだか逆に新鮮に感じました。もともとアンサンブル専門より合唱という形態で音楽を楽しむ人が多い日本、こういうCDは貴重だと思います。合唱は比較的小編成で、学生のそれを思わせるさわやかで、のびやかなもの。音も透明度が高く、1964年の録音と思わせません。

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