ジェズアルド:テネブレ~聖金曜日のレスポンソリウム ジェズアルド:テネブレ~聖金曜日のレスポンソリウム
タブナー合唱団   ソニーレコード   ソニーレコード   ジェズアルド  

ジェズアルド:ミサ曲集
オックスフォード・カメラータ   アイヴィ   アイヴィ  

ミゼレーレ~セイクリッド・ブラス/パレストリーナ、アレグリ&ジェズアルドのルネサンス音楽集
カナディアン・ブラス   BMG JAPAN   BMG JAPAN   カナディアン・ブラス  

カヴァリエーリ:エレミアの哀歌とレスポンソリウム集 カヴァリエーリ:エレミアの哀歌とレスポンソリウム集
カンプ(ハリー・ヴァン・デル)   ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル   ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル   カヴァリエリ  

ジェズアルド:5声のためのマドリガル集 第4巻 ジェズアルド:5声のためのマドリガル集 第4巻
Brilliant Classics   Brilliant Classics   ジュズアルド  

ストラヴィンスキー:ジェズアルド・ディ・ヴァノーサ400年祭のための記念碑 ストラヴィンスキー:ジェズアルド・ディ・ヴァノーサ400年祭のための記念碑
デイヴィス(デニス・ラッセル)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   デイヴィス(デニス・ラッセル)  

ジェズアルド:マドリガーレ集第5巻(5声のための)@ルーリー/コンソート・オブ・ミュージック
ユニバーサル ミュージック株式会社   ユニバーサル ミュージック株式会社  

そして地には平和を~シャンティクリア・ミサ そして地には平和を~シャンティクリア・ミサ
シャンティクリア   WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)   WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)   マクグリン  
これは本当に人間の声?
シャンティクリアのアルバムを買うのは初めてでした。
無伴奏の男声12人の合唱とは知っていたので、
単調で平板なCDなのではないかと、今までは買い控えていたのですが、
新聞や雑誌での評がとてもいいので、試しに買ってみました。
聞いてみると、平板どころの騒ぎではまったくない、
これだけのこと、よくたった12人のアカペラでやってのけられるもんだと、
心底感銘を受けています。

「キリエ」にはまず度肝を抜かれました。
パイプオルガンの音が聞こえてくる、色々な木管楽器の音が聞こえてくる、
どうしてどうして、アカペラのはずなのに、とよく耳を澄ますと、
本当に研ぎ澄まされた音程の豊かな音色の声が作り出す響き!
すごい!

「グロリア」は少しユダヤの音楽の響きがする不思議な曲。
トルコ生まれの作曲家の手になる作品で、中東的な響きがするのも納得。
小さな音と大きな音のメリハリがよく効いて感動的。

こうした現代曲の後に16世紀のジュズアルドの曲が続くと、
不思議なくらい現代的な響きのする楽曲に変わってしまいます。

「サンクトゥス」の美しさ、「アニュス・デイ」の雄大さと、
本当に不思議な響きのCDだと思います。究極の癒やしです。
と同時に、かなり芸術的なできあがりなので、
いつもいつもかけて聴こうと思うものでもなさそうです。
だから、集中度の高い時に聴いて、からだの隅々まで澄んだ音を行き届かせたいです。

テネブレ/ジュズアルド:レスポ
ヒリヤード・アンサンブル   ポリドール   ポリドール   ジェズアルド  
原罪と光と
電気による永遠ともいえる夜の光を人類が手に入れたのは、つい最近のことである。ルネッサンス時代、一般的に夜の光とは、月、星、そして炎であったことだろう。炎は揺れ、消えてしまう光であった。ジェズアルドのレスポンソリウムは、彼の心の闇を炎のような光が照らしては消えていくそんな音楽である。

名家の次男として生まれ、それなりの未来が約束されていたジェズアルドは兄の死をもって一変する。それまでは、サロンに出入りしながら音楽の基礎を学び、リュート演奏の腕前、美声もあいまって可愛がられていたのが、20代半ばにして突然家督相続という現実を突きつけられた。間もなくして政略結婚を余儀なくされたが、相手は絶世の美女で有ると同時に身持ちのあまりよくない、結婚暦を2回持つ女性であった。ほどなくして別の男と内通したのを知ったため、部下を引き連れて相手の男ともども殺してしまった。さらに、自分の子どもの出生にも疑問を持ち、子どもまでも同時に殺してしまった。当時の慣習として、現場を押さえて殺すことはあまり非難は受けなかったらしいが(中世の日本でも似たような法律が確かあったと思うが)、「部下の手を借りたこと」、「子どもまで死に至らしめたこと」が、非難を浴びることととなってしまった。結局、彼は領地であった南イタリアを離れ、北イタリアの名家の娘と再婚した。このレスポンソリウムはそんな数奇な運命を辿ったジェズアルドの死の約2年前、50歳の頃の作品である。

このCDを聴いていると、絶海の孤島に建つ高い塔、その最上部に幽閉されている人間が、炎という夜の光のみを頼りに贖罪の音楽を作曲してるかのようであり、人間が生まれながらにして持つ“業”(=原罪)というものを意識させられてしまう音楽である。心の不安定さがそのまま音となって表現されているため、本当にこれがルネッサンス時代の音楽なのかと思う。

レオナルド・ダ・ヴィンチが“モナリザの微笑み”を世に残した頃、同時期にムンクの“叫び”を世に問うたようなジェズアルドの作品。人間の原罪を意識したいときに聴くべきCDである。


ダンス・オブ・ルネサンス ダンス・オブ・ルネサンス
オムニバス(クラシック)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   グリエルムス  
ブラックモアズナイトがすきならば・・・
リッチーブラックモア率いるブラックモアズナイトが好きな人ならば、必ず気に入る作品でしょう。歌入りのものはありませんが、このCDを聞けばブラックモアズナイトのやりたいことがわかるはずです。又、聞いたことのあるものも何曲かあり、これだ聞けて2枚組みなんてなんて贅沢な!と、思ってしまいます。

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