3つのジムノペディ~サティ・ピアノ作品集 3つのジムノペディ~サティ・ピアノ作品集
ロジェ(パスカル)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   ロジェ(パスカル)  
サティのワールドは先が読めない
サティ 嫌われ者しかし天才的な音楽感覚を持ったこのお方の最高傑作がこのジムノペディ
この曲は何回も聴いていても飽きません 何回も聴いているとまた違うものが見えてくる
サティの人間性が溢れた曲 このサティは実は世界一長い曲を作った張本人でもあります
「ヴェクサシオン」という曲です CD化はされておらず演奏された人も聴いた人もごくわずか
それもそのはずなんとこの「ヴェクサシオン」18時間もある超大作です しかもめっちゃ
気持ち悪くて不気味な曲あれを一時間、2時間も聴けば間違いなく精神が崩壊します

万人受けはしないかも
非常に個性のある小品集。癒し系の曲もあれば、コミカルな曲もあり多彩な曲が楽しめる。ただし、それらが万人受けするかというと、そうではないと思う。
20年たったらまたおいで!
 サティについて 何かを語ることには勇気がいる。人それぞれで 思い入れが全く違うような気がするからだ。

 一時期、そう 1980年代半ばに サティは 日本で ブームだった。映画や芝居などには 必ずといってよいほどサティが使われていたものだ。ポルノ映画ですら サティがかかったと言う。
 ジムノぺディやグノシエンヌなどは ちょっと陳腐に聞こえたほどである。それほど サティに溢れた時代があった。

 それから20年たった。

 今サティを聴いていて思うことは 20年前には 何も聴けていなかったのではないかということである。今でも「癒しの音楽」とも紹介されるらしいが その割にはシュールな音楽なのだと思う。そう見えないのは「白い音楽」と評された サティの悪巧みなのかもしれない。

 今なお 聴けていないものが沢山含まれている。更に20年を待たなくてはならないのか。
音楽のアールデコ
 サティを「ヒーリング音楽」と評価する人が多いですが、聴き手に優しい「ヒーリング音楽」「イージーリスニング」「ラウンジ」の類ではありません。好き嫌いが分かれるのも無理はありません。私は「音楽のアールデコ」だと思います。直線と幾何学模様で構成されるアールデコは、クールで無機質なのに、ユーモアと叙情性が有るところが魅力ですが、サティにもそれを感じます。普通のクラシックは感傷的過ぎるし、現代音楽はあまりにも理性的・構築的で叙情性が無さ過ぎる。私にとってサティはとてもバランスが良いです。

 パスカル・ロジェの演奏は、技術は何も文句の付け様が無く、詩情豊かに弾いています。

 サティが好きな人は必聴。サティは好きじゃなくても、パスカル・ロジェの演奏を聴くだけでも価値が有ります。

 アンビエントやエレクトロニカ、ジャズのファンにもお薦めです。
雨上がりのグノシェンヌ
1985年のことだったと思うが、パスカル・ロジェの来日公演を聴きに行った。ベートーベンのソナタとサティの小品集を組み合わせたプログラムで、当日は雨が降っていた。仕事の都合で遅刻し、ベートーベンを聴き損なった私は、後半のサティだけを聴いた。あのころはサティ・ブームで、ことさらに無表情な演奏を好む向きもあったが、ロジェは自然な抑揚をつけ、情感のこもった演奏を聴かせていた。グノシェンヌ第5番の主題など、弾むような愉悦感があった。曲目が終わると、一人の女性が、ステージにかけより、彼に花束をプレゼントした。彼女は握手を求めて手を差し出したが、彼はサッとその手を取り、甲にキスをした。その動作がごく自然だったので、「さすがフランスの男は違ったものだわい」と感心してしまった。会場から外に出ると雨が上がっていた。水たまりをよけながら、何やら楽しい気分で歩いたのを覚えている。

サティ:ピアノ作品集(1) サティ:ピアノ作品集(1)
高橋悠治   コロムビアミュージックエンタテインメント   コロムビアミュージックエンタテインメント   高橋悠治  
高橋悠治のサティ
デジタル録音の先駆者日本コロムビアがかってアナログディスクで出していた演奏で、 1976 年の録音ながらデジタル録音( PCM 録音)。
“このディスクにはところによりピアニシモの部分に微少なノイズがありますが、 1970 年代のデジタル録音のためオリジナル・テープにあるものです。ご了承ください。”との表記があるが、気にするほどのことはない。
いかにも高橋悠治らしいサティだ。
“ジュ・トゥ・ヴ”など、もっとロマンチックに演奏されることが多いと思うが、高橋悠治は心地よいぶっきらぼうさで弾き切っている。
私は非常に良いと思うが、ロマンチックな抑揚や瞑想的な癒しを求める人には合わないだろう。
日本におけるサティ浸透の最高の功労者
エリック・サティ(1866~1925)が現在のようにコマーシャルにまで多く用いられ、生活に浸透して行った『演奏者』としての最高の功労者はと言えば日本ではあまり評価が高いとは思われないアルド・チッコリーニだろうし、日本における最大の功労者は間違いなく高橋悠治・アキ兄妹だろう。

1980年2月、ニューヨーク州立大学バッファロー校に付属していたセンター・オブ・ザ・クリエイティブ・アンド・パフォーミング・アーツ(創造的演奏芸術センター)のメンバーであった高橋アキは、このセンターのディレクターであった作曲家モートン・フェルドマンからそこでのリサイタルにメシアン・クセナキスの曲とともにサティの『5つのノクチュルヌ』を所望された。高橋アキは、渋谷にあったジャンジャンで足掛け3年間『エリック・サティ連続演奏会』を行っていてほとんど全曲を日本でおそらく初めて知らしめていたのだ。時にジョン・ケージが大きくエリック・サティに傾倒していて、ケージと30年来の友人であったフェルドマンがサティ*ケージ*高橋アキの3つを繋いだと考えられる。

その時兄高橋悠治はサティの音楽をより、音楽論的に作品分析を行っている。
例えば最も有名なサティの曲『ジムノペディ第3番』は、メロディーをMとし、前奏・間奏・後奏をLとして小節数を数えると次のような図式になる。
L4M9M7M7/L3M10/L2__M6M7/L5
かくて主旋律から伴奏和音が予想できず、あらゆる虚飾の剥ぎ取られた純な音が抽出され、音楽が生成されていく。

美しいサティの音楽がサロンに埋もれることなく、全曲を漏れなく今この耳に聴けると言う奇跡を起こした人、それが高橋悠治とアキだ。


エリック・サティ・ピアノ作品集 エリック・サティ・ピアノ作品集
ビル・クウィスト   BMG JAPAN   BMG JAPAN   ビル・クウィスト  
サティワールド全開!!
あまりにも有名な「家具の音楽(生活空間の中に必要に応じて位置する家具のような音楽)」ですが、実は自分は初めて聞きました。
最初はやはり馴染めない人の方が多いかもしれません。しかしこうは思う筈です。「普通のメロディではないなぁ」と。それも良い意味で普通と違っているので、何回も繰り返し聞いているとそのどこと無く漂う雰囲気にすっかり虜になっていることでしょう。悲しげであったり、切なさであったり、優しい感じ、荘厳な感じ、ドラマティックな展開とボリュームは十分です。
是非新しい世界に足を踏み入れてみて下さい。勿論クラシック的なものに興味の無い方にもお薦めします。

ベスト・オブ・サティ ベスト・オブ・サティ
チッコリーニ(アルド)   TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)   TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)   チッコリーニ(アルド)  

ジムノペディ~サティ/ピアノ作品集 ジムノペディ~サティ/ピアノ作品集
ルグラン(ミシェル)   ワーナーミュージック・ジャパン   ワーナーミュージック・ジャパン   ルグラン(ミシェル)  
紛れもなくサティです
このCDですが、なんとミシェル・ルグランがエリック・サティを演奏するという素晴らしい企画。ルグランというと、数々の映画音楽を手がけ、サティのミニマル的な音楽とは逆方向のような気もしますが、これが聴いてみると、実に自然で何の気負いもなく、とてもリラックスできる内容なんです。

しかもこの解説はピチカートの小西康陽という、何だかよく分からない人選。
まあルグラン→小西は分かるんですが、小西とサティは、かなりかけ離れている気がします。
ジャケも今ひとつな感じなんですけど、内容はいいということで、紹介してみました。
解釈について
人によって好みの弾き方(または、聴こえ方)があると思います。
ミシェル・ルグランは曲をどのように味わえば最高の、響きをもたらすのかを知っているかのように、とても心地よく、音を奏でてくれます。

曲によって早かったり、遅かったり・・・。
そうする事によって、聴いている側は音を味わったり、ハラハラしたり時には驚いたりします。サティの曲を「こんなにドラマチックに演奏できちゃうわけ?」と、少しビックリしました。

ジムノペディはかなりゆっくり、味わい深く消化していっている感じがしました。それにこのCDは【ジャック・イン・ザ・ボックス】が収録されていて「この曲、弾ける(弾く)人いるんだ」と、他ではあまり聴けない曲が聴けて、とっても良かったです。
ミッシェルルグランのピアノでサティを聴く
自身もJAZZ畑、ポピュラー畑では作曲者としての評価を確立しており
いくつかの曲はスタンダード化しているのだが、そうした才人が
自分なりの解釈をかなりの許容度で可能にするサティの作品集を
演奏している。結果、非常に気の利いたアルバムに仕上がったと思う。
音も良いし、空間にたゆたう響きも緊張と緩和のバランスが取れていて
なかなか見事。ピアノ好きにはもとより、
最初にサティの作品を聴くのならこの盤から、とお薦めできそう。
とっつき易さ=やはりポピュラー畑に重心のある人の解釈ということだろう。
サティmeetsルグラン
音がはっきりと響いていて、スリルもある。サティの演奏盤のなかでも、ポピュラーミュージックの大作曲家の演奏だけに、かなり良い解釈だと思う。

サティ:ピアノ作品集(3) サティ:ピアノ作品集(3)
高橋悠治   コロムビアミュージックエンタテインメント   コロムビアミュージックエンタテインメント   高橋悠治  
日本におけるサティ浸透の最高の功労者
エリック・サティ(1866~1925)が現在のようにコマーシャルにまで多く用いられ、生活に浸透して行った『演奏者』としての最高の功労者はと言えば日本ではあまり評価が高いとは思われないアルド・チッコリーニだろうし、日本における最大の功労者は間違いなく高橋悠治・アキ兄妹だろう。

1980年2月、ニューヨーク州立大学バッファロー校に付属していたセンター・オブ・ザ・クリエイティブ・アンド・パフォーミング・アーツ(創造的演奏芸術センター)のメンバーであった高橋アキは、このセンターのディレクターであった作曲家モートン・フェルドマンからそこでのリサイタルにメシアン・クセナキスの曲とともにサティの『5つのノクチュルヌ』を所望された。高橋アキは、渋谷にあったジャンジャンで足掛け3年間『エリック・サティ連続演奏会』を行っていてほとんど全曲を日本でおそらく初めて知らしめていたのだ。時にジョン・ケージが大きくエリック・サティに傾倒していて、ケージと30年来の友人であったフェルドマンがサティ*ケージ*高橋アキの3つを繋いだと考えられる。

その時兄高橋悠治はサティの音楽をより、音楽論的に作品分析を行っている。
例えば最も有名なサティの曲『ジムノペディ第3番』は、メロディーをMとし、前奏・間奏・後奏をLとして小節数を数えると次のような図式になる。
L4M9M7M7/L3M10/L2__M6M7/L5
かくて主旋律から伴奏和音が予想できず、あらゆる虚飾の剥ぎ取られた純な音が抽出され、音楽が生成されていく。

美しいサティの音楽がサロンに埋もれることなく、全曲を漏れなく今この耳に聴けると言う奇跡を起こした人、それが高橋悠治とアキだ。


サティ:ピアノ作品集(2) サティ:ピアノ作品集(2)
高橋悠治   コロムビアミュージックエンタテインメント   コロムビアミュージックエンタテインメント   高橋悠治  
日本におけるサティ浸透の最高の功労者
エリック・サティ(1866~1925)が現在のようにコマーシャルにまで多く用いられ、生活に浸透して行った『演奏者』としての最高の功労者はと言えば日本ではあまり評価が高いとは思われないアルド・チッコリーニだろうし、日本における最大の功労者は間違いなく高橋悠治・アキ兄妹だろう。

1980年2月、ニューヨーク州立大学バッファロー校に付属していたセンター・オブ・ザ・クリエイティブ・アンド・パフォーミング・アーツ(創造的演奏芸術センター)のメンバーであった高橋アキは、このセンターのディレクターであった作曲家モートン・フェルドマンからそこでのリサイタルにメシアン・クセナキスの曲とともにサティの『5つのノクチュルヌ』を所望された。高橋アキは、渋谷にあったジャンジャンで足掛け3年間『エリック・サティ連続演奏会』を行っていてほとんど全曲を日本でおそらく初めて知らしめていたのだ。時にジョン・ケージが大きくエリック・サティに傾倒していて、ケージと30年来の友人であったフェルドマンがサティ*ケージ*高橋アキの3つを繋いだと考えられる。

その時兄高橋悠治はサティの音楽をより、音楽論的に作品分析を行っている。
例えば最も有名なサティの曲『ジムノペディ第3番』は、メロディーをMとし、前奏・間奏・後奏をLとして小節数を数えると次のような図式になる。
L4M9M7M7/L3M10/L2__M6M7/L5
かくて主旋律から伴奏和音が予想できず、あらゆる虚飾の剥ぎ取られた純な音が抽出され、音楽が生成されていく。

美しいサティの音楽がサロンに埋もれることなく、全曲を漏れなく今この耳に聴けると言う奇跡を起こした人、それが高橋悠治とアキだ。


サティ 1 サティ 1
エリック・サティ   マイスターミュージック   マイスターミュージック  
   サティのピアノ独奏曲を集めて1998年に同時発売された『サティ(1)』『サティ(2)』では、人口に膾炙(かいしゃ)したサティの代表作だけでなく、そこから少し踏み出す範囲まで聴くことができる。ベル・エポックのミュージック・ホールを彷彿とさせる
 『サティ(1)』の<1>は最もよく知られた曲の1つだ。享楽的なワルツだが、華麗に踊りまくるように弾かれるのではなく、おずおずとパートナーの様子を探りながら踊るような調子で弾かれる。おそらくは演奏者のカール=アンドレア・コリー自身がもともとそうした表現を好むのであろう、ほかの曲でも、快調に飛ばすようなことはなく、ちょっとうつむき加減というような雰囲気のことが多い。秘密の話をうち明けられているような気分のする演奏である。(松本泰樹)

ベスト・オブ・サティ ベスト・オブ・サティ
チッコリーニ(アルド)   EMIミュージック・ジャパン   EMIミュージック・ジャパン   チッコリーニ(アルド)  
いいとことり
 どこかできいた事があるようなサティの名曲があつめられています。優しい、心がやすまる和むような曲ばかりなので、ほとんど毎日どれかを聞いていますが、あきません。
 題名はちょっとぎょっとするので、純粋に音を楽しんだ後に、解説や題名をみたほうがよいのでは。

ジュ・トゥ・ヴー(サティ:歌曲集) ジュ・トゥ・ヴー(サティ:歌曲集)
メスプレ(マディ)   EMIミュージック・ジャパン   EMIミュージック・ジャパン   サティ  
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
エリック・サティの歌曲集。
マディ・メスプレ(ソプラノ)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、ガブリエル・バキエ(バリトン)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)。フランス語の歌詞と日本語の対訳がついている。(パッケージには対訳付きの記載がない)

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