グラナドス:スペイン舞曲集
ラローチャ(アリシア・デ) BMGビクター BMGビクター ラローチャ(アリシア・デ)
グラナドス演奏の模範
スペインピアノ界の女王、アリシア・デ・ラローチャが弾くグラナドスのスペイン舞曲集。彼女にとっては3回目の録音で、聞き比べた中では最も完成度の高いものだと思う。スペインの太陽を思わせるような明るく陽気な音、緩徐部分で見せる歌心、そして何より舞曲独特のリズム感と、ラローチャが弾くグラナドスには3拍子全てが揃っている。それはスペイン舞曲でも十分に堪能できるが、同時に収められた主題といくつかの変奏からなる「詩的なワルツ」では、それをより凝縮した形で楽しめる。
ラローチャの演奏はそれ自体を楽しむのと同時に、楽曲の研究にも重要な役割がある。グラナドスは意外にアバウトな人だったようで、楽譜にはしばしば自筆に基づくと思われるミスや脱落がある。演奏者はそれぞれ自分で校訂をして弾いているが、ラローチャはグラナドスの孫弟子で、実際に指導を受けたこともある人物。ボイルー社から出版されているラローチャ版の楽譜とあわせて、CDで聴く実際の演奏も、グラナドス演奏の模範となる重要なものだ。
グラナドス:ゴイェスカス
ラローチャ(アリシア・デ) BMGメディアジャパン BMGメディアジャパン ラローチャ(アリシア・デ)
ラロ-チャのグラナドス:ゴイェスカス
ラローチャのリズムさばきは小気味良い程で彼女の手が1オクターブに届くほどの小さなものだとは想像もつきません。ハーモニーの変化を繊細に浮き彫りにし、スペインの光と影をこのCDで見事に表現しています。スペインの音楽の位置を国際的に高めた彼女の代表的CDです。
ラローチャの名演
エンリケ・グラナドスは、イッァーク・アルベニスと並ぶ近代スペインの偉大な作曲家。その繊細な叙情性は他に比べうるものがない。
第一次世界大戦のさなか、アメリカ公演の帰路、彼の乗った船がUボートの攻撃を受け夫人と共に海に沈んだ。
スペインの名ピアニスト、ラローチャの演奏者はグラナドスの音楽を見事に自分のものにしている。
グラナドス:ゴイェスカス
ラローチャ(アリシア・デ) BMG JAPAN BMG JAPAN ラローチャ(アリシア・デ)
グラナドス:ピアノ組曲「ゴイェスカス」
ルイサダ(ジャン=マルク) ユニバーサル ミュージック クラシック ユニバーサル ミュージック クラシック ルイサダ(ジャン=マルク)
南欧の気分に浸れます
このCDを手に入れたのはかなり前。天気のいい日曜日は「愛のことば」、恋の切なさで心が揺れている時に「マハと夜うぐいす」をよく聴いてました。この曲に何度も元気づけられました。明るく、洗練された旋律はまさに南欧。クラシックに精通していない方にも聴きやすい曲だと思います。ルイサダの明るくおしゃれな人柄が演奏ににじみ出ています。
青春のゴイェスカス
グラナドスの「ゴイェスカス」といえば、ラローチャのものが定番だろう。
ルイサダのこの盤は、その定番ラローチャに匹敵する魅力的な演奏。
ラローチャが、「ゴイェスカス」の恋物語の語り部だとしたら、ルイサダは、「ゴイェスカス」のストーリーを生きている若者そのもの…といった感じ。
音色もカラフルで、生命感に溢れている。
聴いた後に、熱い恋愛映画を見たような気持ちが残る1枚だった。
グラナドス:ピアノ曲全集(6枚組)
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グラナドス:スペイン舞曲集
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入江のざわめき/スペイン・ピアノ名曲集
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かっこいいですよ!
さすが!ピアノの女王と言われるだけあります♪
スペインの情熱は、やっぱりスペイン出身の彼女にしか表せない~~♪
クラシック苦手でも、この哀愁はまさに日本のわび・さび・・・
さらに軽快なリズムがきっと疲れたあなたを癒してくれるはず!!
情熱のスペイン音楽
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グラナドス:ピアノ作品集 第10 集
ダグラス・リヴァ Naxos Naxos グラナドス
アルベニス:イベリア 全曲
ラローチャ(アリシア・デ) ユニバーサル ミュージック クラシック ユニバーサル ミュージック クラシック ラローチャ(アリシア・デ)
格好よすぎ
この曲はすごい、音楽として知覚できた時、本当に震えたよ。 アルベニスは正に新のメロディーメーカーだ。
組曲「イベリア」のきらめく響きが美しい
スペインを代表する作曲家イサーク・アルベニス(1860-1909)の白鳥の歌、1905年から1909年にかけて書かれた12曲からなるピアノ組曲「イベリア」が素晴らしい。ドビュッシーの「前奏曲集」に通じる音楽の香り。ただし、もっとエキゾチックで明るい南国風の音楽。
陽光の煌めきを感じる「港」。透きとおった青の珠が跳ね回る「セビーリャの聖体祭」。寄せては返す波の調べに魅せられる「アルメリア」。火と戯れる怪しいモノが影となって宙を舞ふ「アルバイシン」。時々はさまれる合いの手に独特の妙味がある「ラバピエス」。幻想(ファンタジー)がくるくると旋回する渦巻きの中、南の風光るきらめきが美しい「ヘレス」。夜空に大輪の花を咲かせる花火のような「エリターニャ」。
見事と言うしかないアリシア・デ・ラローチャのピアノと相俟って、きらきらと輝き、こぼれる音楽の響き、その中に湛えられたスペインの音楽の香りに魅了されますね。
1972年もしくは1974年の録音。「どれどれ、どれほどのもんかいな」と聴いてみたんですが、いやあ、素晴らしかったです!
「1923年、スペイン生まれの女流ピアニスト。(中略) 145cmという小柄な身体からは想像もできないほどの深く美しいタッチと豊かな音楽性で聴衆を魅了し(後略)」と解説書に書かれているアリシア・デ・ラローチャのピアノの響きの美しさ、軽やかで自在な節回しにぞっこん、惚れ惚れさせられてしまいましたよ。
最難曲の一つを軽々と、そして美しく・・・
アルベニスのイベリアは、本当に難しい曲集である。楽譜に向かうと、人間では演奏不可能と思うくらい面食らう。
ラヴェル「夜のガスパール」やラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、リゲティのエチュードなどといった、いわゆる難曲がどちらかというとリストによって開拓されたテクニックを想像可能な範囲でより難しくしてみた、という感じである一方で、イベリアの場合は、天から全く降ってわいたような特殊技巧を要する。登場する美しく精緻な和声の数々も、全くお目にかかることのないような音の組み合わせばかりである。
ラローチャはこうした曲を本当の共感を持って弾き抜いている。もはやあえて賛辞を述べる必要がないほどの名盤なのだが、技巧的課題を完璧に克服したうえでの、文字通り身体から湧き出るリズムと音楽が聴かれる。
若い頃のEMIへのイベリア録音は、確かにこのデッカ録音よりも活気に満ちたリズムで、技巧面の切れ味もより鋭いが、たとえばエル・アルバイシンやエル・ポーロといったスペイン的叙情性とでも言うべき要素が強い曲におけるラローチャの解釈は明らかに深みを増しているし、デッカによる録音はそうした深みのある響きをずっとよく捉えている。
ドビュッシー、アルベニス&グラナドス:作品集
ボシュニアコーヴィチ(オレグ) コロムビアミュージックエンタテインメント コロムビアミュージックエンタテインメント ボシュニアコーヴィチ(オレグ)
ソ連からラテンを見晴るかした感性の豊かさに感服
DENONの「ロシアピアニズム名盤選」シリーズ第3回発売から初登場となるオレグ・ボシュニアコーヴィチ(Oleg Boshnyakovich,1920-2006)のドビュッシー、アルベニス、グラナド
ス。
世に「ショパン弾き」という言葉がある。ショパンのレパートリーの中心とし、自他ともにショパン演奏において、一つの方向性を確立したピアニストに与えられる称号だ。いや、確かに「称号」かのしれないが、そのような呼び名はちょっと誤解を招くこともあると留意しておかなくてはならない。例えば、ここで聴ける“ショパン弾き”ボシュニアコーヴィチのフランス音楽、スペイン音楽があまりにもすばらしいから・・・
実際、ボシュニアコーヴィチは広いレパートリーを持っていたピアニストだ。彼の演奏スタイル・・・旋律線を大事にし、そこを中心にサポートする音たちを裾に配置するような演奏が、思った以上に汎性の高いスタイルだったということだろうか。それにしてもここで聴かれる楽曲たち・・・ことにアルベニスとグラナドスは素晴らしい。彼らの曲はギター曲としても有名だが、ボシュニアコーヴィチの手にかかるとピアニスティックなソノリティに満ちた作品へと変貌する。アストゥーリアスの色彩あふれるリズム感の鮮やかなこと!スペイン舞曲は歌謡性にあふれながら躍動性をも持ち合わせ楽曲の恰幅を雄大に整える。ロシアの大地において、しかも大半の楽曲について録音当時はソ連の統制時代だったことを考え合わせる。このピアニストの研ぎ澄まされた感性がいかに鋭敏だったかを感じさせずにはいられない。楽曲自体の素晴らしさまで再認識させてくれる偉大な名演だ。聴けてヨカッタ。
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