カバレフスキー:子供のための22の小品/プロコフィエフ:子供のための音楽 カバレフスキー:子供のための22の小品/プロコフィエフ:子供のための音楽
グレスコ(リチャード)   ビクターエンタテインメント   ビクターエンタテインメント   グレスコ(リチャード)  
聞いていても楽しい
カバレフスキーのこの曲集は、短くて楽しくて小学校低学年の子供の練習曲にピッタリのように思います。
大人が聞いているだけでも、楽しい曲ばかりです。

カバレフスキー:ピアノ・ソナタ第1番 カバレフスキー:ピアノ・ソナタ第1番
有森博   フォンテック   フォンテック   有森博  
「ロシア・ピアニズム」を体得した稀有な邦人音楽家
2007年11月は有森博の新譜が2枚発売された。そのうち一枚は「露西亜秘曲集」と銘打って、様々な作曲家の作品を集めたものだったが、こちらはカバレフスキーの作品を収録したもの。どちらも収録曲の録音自体が貴重なだけでなく、演奏も超一級の素晴らしい内容だと思う。

有森博のピアノの美点はいろいろあるけれど、まずその音と音の間合いがとてもよい。スピード感を失わず、かつ十分な音楽的で自然な呼吸が感じられる。音楽の流れや見通しが十全で、<それがどのような音楽であるか>をたちどころに聴き手に伝える力がある。そして特に最近の邦人ピアニストの録音にうかがえる過度の「音質の軽量化」がない点は特筆すべきだと思う。これはまさにこのピアニストが、もっとも骨太なロマンティシズムを持つ「ロシア・ピアニズム」を完全に吸収した上で、自己のものとして消化しているためではないだろうか(もちろん、これは私の推測だけど)。

さて、カバレフスキーの曲。これは、たぶん多くの人がプロコフィエフを連想すると思う。プロコフィエフと比べると過激さは減じるが、いくぶん優しい側面を持っている。ソナタ第3番は充実した作品で傑作と呼ぶに相応しい内容を誇る。もっともプロコフィエフの色彩を感じるものともいえる。第2番は第2楽章が美しい。淡々と奏でられる右手の不思議な旋律に、低音で遠雷のように低く繰り返される特徴ある音型は印象的。スクリャービンに繋がる官能的な音楽と言える。ソナチネ第1番はソフロニツキーの録音と比べたが、両者の解釈は実に似ている。有森の「ロシア・ピアニズム」が本流であることを刻む。

ピアノ教則シリーズ15 カバレフスキー こどものための小曲集 ピアノ教則シリーズ15 カバレフスキー こどものための小曲集
神野明   コロムビアミュージックエンタテインメント   コロムビアミュージックエンタテインメント   神野明  

ロシア・ピアニズム名盤選33 ソフロニツキー/ボロディン、リャードフ、グラズノフ、スクリャービン、カバレフスキー ロシア・ピアニズム名盤選33 ソフロニツキー/ボロディン、リャードフ、グラズノフ、スクリャービン、カバレフスキー
ソフロニツキー(ウラジーミル)   コロムビアミュージックエンタテインメント   コロムビアミュージックエンタテインメント   ソフロニツキー(ウラジーミル)  

道化師~ロシア管弦楽名演集 道化師~ロシア管弦楽名演集
コンドラシン(キリル)   BMG JAPAN   BMG JAPAN   コンドラシン(キリル)  
異国の薫り
管弦組曲「仮面舞踏会」の「ワルツ」を聴くために購入しました。

某ビール会社のCMに使われていて、その独特の異国の薫りに魅せられて、曲名を探しました。「ワルツ」といっても、「肉体的に踊る」というだけでなく、天井の高いホールの中で、仮面舞踏会という非現実的な空間を、飛翔して流れるような感覚に襲われました。

ハチャトリアンというと「剣の舞」が圧倒的に有名ですが、この「ワルツ」を聴くと、また違った魅力を発見すること、請け合いです。


カバレフスキー/こどものための
教材用(ピアノ)   ビクターエンタテインメント   ビクターエンタテインメント   小林道夫  

ラフマニノフ/メトネル/カバレフスキー/プロコフィエフ/ハチャトゥリアン ラフマニノフ/メトネル/カバレフスキー/プロコフィエフ/ハチャトゥリアン
ラフマニノフ;メトネル;カバレフスキー;プロコフィエフ;ハチャトゥリアン   Naxos Historical   Naxos Historical   ラフマニノフ  

近・現代名曲集 上 近・現代名曲集 上
木幡律子   ビクターエンタテインメント   ビクターエンタテインメント   木幡律子  
子供たちの指導に
ピアノ教師をしております。この曲集と同じ楽譜が出版されているので、CDを聞いてみました。癖のないすっきりとした演奏で、子供たちへ導入するのにとても良いと思います。あとは先生が弾いてみせて・・
オリジナリティーに富んだ独自の解釈
いままでにも、収録曲と同じタイトルを聴いた事がありますが、このアルバムの個性的な解釈には感心致しました。特にハチャトゥリアンの少年時代の画集は、「あっさりした」という表現が相応しいのではないでしょうか。この解釈には共感が持てました。

ハチャトゥリアン:仮面舞踏会/カバレフスキー:道化師 [xrcd] ハチャトゥリアン:仮面舞踏会/カバレフスキー:道化師 [xrcd]
キリル・コンドラシン   日本ビクター   日本ビクター   キリル・コンドラシン  

道化師~ロシア管弦楽名曲集 道化師~ロシア管弦楽名曲集
コンドラシン(キリル)   BMGメディアジャパン   BMGメディアジャパン   コンドラシン(キリル)  
妖艶さと軽快さ
ハチャトゥリャンの「仮面舞踏会」にノックアウトされました。
妖しく、甘美なワルツの音色。
殺風景な部屋も、一転として魅惑の空間と化します。
クラシックの苦手な方でも、正統派RPGとかV系好きな方にはツボに嵌るんじゃないかと思います。
運動会の曲はノリノリです。大音響で聞きたい一枚。
「運動会用音楽」なんて、バカにしないで…
カバレフスキーの「道化師」は小学校の運動会などでよく使われていることもあって、誰もが知っている曲なのだが案外録音が少ない。しかし、「コンドラシン盤があればそれだけでいいや」と思えるほどにこの演奏は素晴らしい。以前は、ルモーテルが指揮した少々輪郭のハッキリしない演奏を聴いていた私にとって、この演奏は驚きだった。ルモーテルの演奏では「子供向けの作品」の範疇を出ないあまり面白くない曲という印象だったのに、この演奏を聴いて「子供向け」なんて言葉がどうでもよくなってしまった。鋭いリズム感があり、また、ドラマティックでもあり、「こんなに素晴らしい曲だったか」と認識を改めた。

併録されているハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」も同曲の録音中でベストに近い演奏ではないだろうか。その他の曲も快演。
色彩豊かなロシアの名曲集
ロシアの指揮者のコンドラシンによるロシアの管弦楽名曲集。ハチャトリアンの仮面舞踏会は個性的な作品だが、メイハリがあって面白い。カバレフスキーの道化師は児童劇のための音楽ということもありバラエティーに富み親しみやすい。有名なイタリア奇想曲、スペイン奇想曲も含めバイオリンと管楽器のソロとパーカッションが活躍し、色彩鮮やかな見事な演奏で楽しい。しかし何といっても驚きは、1958年の収録とは思えない鮮明でバランスの取れた録音である。


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