ヴィヴァルディ:協奏曲集 四季 / 調和の幻想 第6・8・10番
ミケルッチ(ロベルト) ユニバーサル ミュージック クラシック ユニバーサル ミュージック クラシック ミケルッチ(ロベルト)
四季のベスト盤
まだLPからCDへの過渡期のころの録音だと思うが、
レンジも広く、なにより弦楽器の響きが優秀。
四季というとイ・ムジチ合奏団という定番だが、
私の知る限り3つの演奏があり、
一番古いのアーヨ盤、そしてこのミケルッチ盤、そして95年にシルフ盤というのがある。
3枚のうちはこのミケルッチ盤がベストであり、四季の中でもベスト盤である。
夏の3楽章を聴くとぞくぞくしますよ。
ヴィヴァルディへの入門としては現在のベスト
ミケルッチの「四季」はアーヨ盤に比べて、メリハリがついた感じの演奏になっている。しかし、そこはイ・ムジチなので、歌心が希薄というわけではなく、流麗な弦の動きがやはり美しい。特に「冬」の幻想性は個人的にはアーヨ盤よりもこちらのほうが上かとも思えるほど。
併収の「調和の霊感」はまさしく名演中の名演。特に二つのヴァイオリンのためのイ短調協奏曲は未だにベストの出来映えである。ここには古楽器では表出不可能なヴィヴァルディの青春の美学がある。大バッハのドッペルコンチェルトよりも叙情的な美という点では勝っているほどの。その美しさは今ではノスタルジックな感興を我々に覚えさせるものになってしまったのか。二つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲が入っていないのは残念だが、ヴィヴァルディへの入門CDとしては最適の一枚であることに間違いはない。
ヴィヴァルディへの入門としては現在のベスト
ミケルッチの指揮はアーヨ盤に比べて、メリハリがついた感じの演奏になっている。しかし、そこはイ・ムジチなので、歌心が希薄というわけではなく、流麗な弦の動きがやはり美しい。特に「冬」の幻想性は個人的にはアーヨ盤よりもこちらのほうが上かとも思えるほど。
併収の「調和の霊感」はまさしく名演中の名演。特に二つのヴァイオリンのためのイ短調協奏曲は未だにベストの出来映えである。ここには古楽器では表出不可能なヴィヴァルディの青春の美学がある。大バッハのドッペルコンチェルトよりも叙情的な美という点では勝っているほどの。その美しさは今ではノスタルジックな感興を我々に覚えさせるものになってしまったのか。二つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲が入っていないのは残念だが、ヴィヴァルディへの入門CDとしては最適の一枚であることに間違いはない。
ヴィヴァルディへの入門としては現在のベスト
ミケルッチの「四季」はアーヨ盤に比べて、メリハリがついた感じの演奏になっている。しかし、そこはイ・ムジチなので、歌心が希薄というわけではなく、流麗な弦の動きがやはり美しい。特に「冬」の幻想性は個人的にはアーヨ盤よりもこちらのほうが上かとも思えるほど。
併収の「調和の霊感」はまさしく名演中の名演。特に二つのヴァイオリンのためのイ短調協奏曲は未だにベストの出来映えである。ここには古楽器では表出不可能なヴィヴァルディの青春の美学がある。大バッハのドッペルコンチェルトよりも叙情的な美という点では勝っているほどの。その美しさは今ではノスタルジックな感興を我々に覚えさせるものになってしまったのか。二つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲が入っていないのは残念だが、ヴィヴァルディへの入門CDとしては最適の一枚であることはまちがいない。
ヴィヴァルディ:協奏曲集「調和の霊感」
イタリア合奏団 コロムビアミュージックエンタテインメント コロムビアミュージックエンタテインメント イタリア合奏団
後期バロックの始まりを感じさせる逸品
当時の流行を意識してなのか、ヴィヴァルディがリトルネロ形式や対位法など、様々なスタイルを集めた協奏曲集です。この曲集の何曲かを手本にしてJ.S.バッハがオルガン曲に編曲したことは有名ですが、G.H.ヘンデルを思わせる荘重さを感じる曲もあります。当時、この曲集は驚異的な反響を巻き起こしたようで、ヨーロッパ各地にこの楽譜が伝わり、競って写本や編曲がなされたようです。後期バロックの原点といってもいいかもしれません。
ヴィヴァルディといえばヴァイオリン曲集「和声と創意の試み」の「四季」が有名ですが、この曲集はさらにイタリア・バロックの先進性を感じさせ、また後期バロックの始まりを感じさせる逸品です。
ヴィヴァルディ:VN協奏曲集
カルミニョーラ(ジュリアーノ) ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル カルミニョーラ(ジュリアーノ)
芸術とはなんと魅力的なのでしょう。
話題になったCDですが、是非ご自分の耳で聞いてください。超絶の技巧、そして聞いた者誰をも魅了する生き生きと躍動的でありながら、最高に洗練されているこの演奏を!
将来もこれ以上の四季の演奏はないのではと思えます。
これをさかのぼる8年前のカルミニョーラの録音はインパクトは絶大だが
洗練という点ではこちらに軍配があがると思われます。8年の長というところでしょうか。
解説書にカルミニョーラは登山が趣味とありましたが、納得です。
本当の自然の美、四季の様々な喜びを十分知る方なのでしょう。(演奏には関係ないけど、ルックスも哲学者をおもわせるしぶいかっこよさのある方です。)
買わないと損というCD。あまり音楽を聞かない方でも魅了されると思います。
失礼ですが、どなたの演奏ですか
たまたま行った軽井沢の茜屋珈琲店で、この「四季」が流れてきました。「深い森から響いてくるような染みとおる音色。対比的な躍動感。ローランギャロスのテーマ曲にも使われていますが、この演奏は新鮮でした。「失礼ですが、どなたの演奏ですか?」とマスターにお聞きして、CDケースを見せてもらいました。カルミニョーラの演奏でした。私の「四季」は、イ・ムジチやパイヤールのイメージでしたが、一新されました。
まさに天才の演奏だ
カルミニョーラさんのことはよく知らなかったのですが、たまたまMozart Violin concert completeを買い、その存在を知りました。クレメールやムターとは比較にならない豊穣なヴァイオリン演奏に驚きました。他の作品も聴きたくてこのCDを購入したわけですが、まさに天才の演奏、自由奔放、豊穣な音色、ヴァイオリンが歌っています。ヴィヴァルデイの印象自体を変えてしまうような名演、特に冬は最高です。6つ星をあげたいくらいです。
刺激的なヴィヴァルディ
どの作品のプロも演奏がすごく上手だがカルミニョーラも
とても良かったです!ヴィヴァルディの四季などは普通ゆったりとした
演奏で聞かせてくれるのですがこちらはやや速めなスピードで
盛り上がるところはさらに情熱的に!弦がよく動いています
いつもと違ったヴィヴァルディで個性的かつ芸術的です
おすすめの一枚です
ヴィヴァルディはお好き?
先日、偶然BS2のクラシックコンサートを途中から聴いた。
よく知っているヴィヴァルディの「四季」だったが、まるで別の曲を聴いているような感動で、
アンコールが終わるまでテレビの前で釘付けになってしまった。
ハープシコードを弾きながら指揮をするアンドレーア・マルコンのテンポの気持ち良さ、
ジュリアーノ・カルミニョーラが奏でる大胆且つ繊細なバロック・ヴァイオリンの深い音色、
無駄のないヴェニス・バロック・オーケストラの編成、それらの名前をすぐに書き留めた。
「四季」以外の3つの協奏曲も「ヴィヴァルディの絶頂期に書かれたもので非常に叙情的・・
これらはヴィヴァルディがまだ完全に知られていない・・」とカルミニョーラは語っている。
「ヴィヴァルディは何を聴いてもヴィヴァルディ」というイメージを覆したCARMIGNOLAと
MARCONに、間違いなくのめり込んでいく予感がする。
ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》
イ・ムジチ合奏団 マーキュリー・ミュージックエンタテインメント マーキュリー・ミュージックエンタテインメント イ・ムジチ合奏団
進化するイ・ムジチ。
1951年に結成され、翌52年のヴェネチア音楽祭でデビューしたイ・ムジチ(音学家たちの意味)。
結成目的は、それまで主流となっていたバロック音楽演奏が過度に情緒的だったため、
彼らは自分たちが考える現代的なバロック演奏の形式、
つまり本来楽曲が持っている魅力をそのまま再現する演奏を確立するために仲間を集め、旗揚げした。
当時、メンバー12人の平均年齢は20歳。初代コンサートマスターを勤めたアーヨは弱冠18歳だった。
この盤のコンサートマスターは、4代目のPina Carmirelli。初の女性CMだ。
彼女が中心となった「四季」は、イ・ムジチ音楽の変化を感じさせる。
なにより全体の楽器の分離が鮮明で素晴らしい。
特にチェンバロと、通奏低音部。
アバド盤や、ホグウッド盤だと、チェンバロは彼方に引っ込んでしまい、
時折存在を感じさせる程度だが、
PINA盤では、しっかりと全体で存在感を示し、
低音部も、きっちり聴き取れる。
さらに楽器だけにマイクが向けられているのではなく、
演奏されている場の雰囲気が伝わってくるような
アンビエントな録音になっているので、
ヘッドホンなどで聴いていると、
まるで良質のホールの最前列にいるような気持ちになる。
通常のような、板のような薄いヴァイオリンの音ではなく、
木の胴の部分が共鳴していることが分ってくるような
厚みのある弦の音になっている。
演奏はどの楽章も素晴らしいが、「冬」の第一楽章を聴いた時に、驚いた。
ここは「冷たい雪の中で凍えて震える」と楽譜に情景が描き込まれているが、
PINAイ・ムジチは、空が陰り、暗く重い雲で埋めつくされ、小雨まじりの雪が降り出す様を、
冒頭部分でそのままに表現する。
徐々に近づく寒さと暗さに包まれる空。
微音で始まり、クレッシェンドしていく音楽。
雪のちらつく様はチェンバロで、
北風のヴァイオリン(左チャンネルのPINA)と、舞い散る雪(右チャンネルのチェンバロ)のかけあい。
最後はコートの襟を立てるしかない厳しい北風が吹きすさぶ。
2代目CMのミケルッチ盤は、全体の演奏の一体感と、
彼の音楽(ヴィヴァルディ)への思いが伝わってくるような感動の名盤だが、
その伝統を受け継ぎながら、PINA盤では、
彼女のソリストとしての力量を立たせた「四季」が楽しめる。
四季の定番。価格も安め。でも
四季といったらイ・ムジチという定着がある位有名なのです。
全体的にしなやかで曇りの無いよい出来な演奏ですが個性的には
同じイ・ムジチ演奏のアーヨの頃の方のが古めかしいながらも
弦が生きているしもっと伝えるものがある。なので少し物足りなかったです。
四季はヴィヴァルディの名作なのでここからいろんな演奏家達の四季や
バロック音楽に興味を持たれてはいかがでしょうか?
繊細な演奏です
四季の春は他のCDにも入っていて、他でもいろいろ(テレビ・
ラジオなど)聞いてて、あまり好きになれなかったのですが、
このCDを聞いて好きになりました。
繊細な演奏にうっとりします。
もっとも無難で美しくまとまっている
「四季」のCDはたくさん出ているが、一体どれを買ったらいいのだろう、そう悩んでいる人にお薦めなのがこの演奏だ。「正統的」といえる演奏は他にもあるだろうが、最初の一枚にこれを選んでおけば間違いない。
簡単な理由
僕がこのCDが気に入ったのはとても簡単な理由で、ラジオを聴いていて流れた曲が偶然この曲で、それが良い曲だったのでこのCDが気に入りました。
僕は最近クラシックを聞くようになったのですが、作曲者のことは全然分かりません。
ヴィヴァルディ:室内協奏曲集
イル・ジャルディーノ・アルモニコ ワーナーミュージック・ジャパン ワーナーミュージック・ジャパン イル・ジャルディーノ・アルモニコ
わりと聴きやすい
イル・ジャルディーノ・アルモニコというと、「四季」のCDが有名で、そこでは「暴力的」とか「過激」とか、そういった評判がたくさん出ていた。私自身もこの団体の「四季」のCDを買ったが、まあ、世評通りかな、という印象を持った。
ところでこのCDは「四季」の演奏と比べると、過激さや暴力的な印象が陰をひそめ、わりと普通に楽しめる演奏になっている。はじめてこの曲を聴く人にも向いていると思うし、どこかフレッシュで現代的な要素を持ちながらも、決してやり過ぎず、曲の魅力を充分に伝えている。
要するに古楽団体なので、最近の古楽器を使う演奏に良くある、速めでテンポで現代的でリズムを強調して、楽しい演奏、というスタイル。ビオンディやマンゼにも決して劣ることのない演奏。また古楽器特有の響きも楽しめる演奏になっている。
しかし一方で、イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏を敢えて聴く、というのは、普通の演奏では飽きている人、という場合が多い。例えば「四季」の演奏に見られるような「過激さ」を求める人には不向きかも知れず、そうゆう人にとっては、もっと過激な演奏を期待したいのかも知れない。事実、自分自身もそういった過激な演奏を期待して買ったところがあった。なので、それを考慮して星4つとした。でも、星5つの方が本当は的確な評価だろう。
情熱的!
イル・ジャルディーノ・アルモニコ。有名な演奏団体らしいが僕はこのCDで初めて聞きました。この団体の最大の特徴は古楽器を使って急速かつ情熱的に演奏することだろう。ここまで速い演奏は聴いたことが無いし、ここまで情熱的なのも聞いたことが無い。各パートともに達者な演奏技術を誇っている。
初心者からちょっとヴィヴァルディに飽き気味の人まで存分に楽しめることでしょう。
ヴィヴァルディ:作品集
オムニバス(クラシック) ユニバーサル ミュージック クラシック ユニバーサル ミュージック クラシック スタンデイジ(サイモン)
ピノックはどちらかといえば苦手なのですが
パノラマ・シリーズには珍しい1人の指揮者による2枚組みです。録音は1970年後半から1992年まで。実は私が初めて買った古楽奏法のCDがピノックのバッハ管弦楽組曲でした。例の有名なG線上のアリアがなんとも頼りなげに。これって2・3流の学生オーケストラじゃんとまじで涙がでてきたのをおぼえています。
2秒以上音を伸ばさなければ古楽奏法もなかなかのもの。「四季」も「グローリア・ミサ」も新しい発見がある。B面のコンチェルトも、ファゴット協奏曲をはじめメロディ豊かな佳曲ぞろい。なかなか楽しめました。
ヴィヴァルディ:協奏曲「四季」
ムター(アンネ=ゾフィー) ユニバーサル ミュージック クラシック ユニバーサル ミュージック クラシック ムター(アンネ=ゾフィー)
ムターの個性、きらめくような四季
ムターの個性と他の4人の個性がしっかり噛み合った、煌めく四季。イムジチより絵画的にダイナミックな演奏のようです。
当然ながらムターの個性が、四季のダイナミックさを増しているような名演奏。
これだけダイナミックだと、コンピュータゲームのBGMに使ってほしいくらい。特にFFのような壮大な筋のものに。
響きはどことなく日本的な感じがする。なぜかはわからないが。
緩急の制御が、おっさんだけの演奏より激しいのかもしれない。
美しい四季。
濃厚な<四季>
ムターは以前カラヤン&VPOと<四季>を録音しているが、これは再録音。好き嫌いの好みはあるでしょうが以前の録音とは違い、かなり濃厚な<四季>で、<四季>の名盤はイ・ムジチだけではないことを教えてくれます。
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
イタリア合奏団 コロムビアミュージックエンタテインメント コロムビアミュージックエンタテインメント イタリア合奏団
ヴィヴァルディ:協奏曲集(調和の幻想)
イ・ムジチ合奏団 ユニバーサル ミュージック クラシック ユニバーサル ミュージック クラシック イ・ムジチ合奏団
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ集(全6曲)
ビルスマ(アンナー) ソニーレコード ソニーレコード ビルスマ(アンナー)
もう一つの横顔
ヴィヴァルディは、屈託の無い明るさと、簡潔でドラマティックな作曲法で当時の人々を感動させたが、このチェロソナタでは、彼の意外な側面を窺わせている。それは、あたかも黄金期を享受した後のヴェネツィアに、黄昏を告げているようで暗示的だ。またその沈潜した、えもいわれぬ魅力がビルスマの鋭い洞察によって見事に引き出されている。彼の弾くバロックチェロの響きは、甘くソフトで官能的ですらある。そして淀みなく流れるカンタービレは、ある種の寂寥感をも醸し出していて、この天才作曲家のメッセージを静かに伝えている。
ヴィヴァルディが好きでない人に
私は、ヴィヴァルディが、あまり好きではない。しかし、この曲集は1986年録音の独ハルモニアムンディ旧盤とこの新盤ともに、即決で購入愛蔵している。
それ以外のヴィヴァルディCDは四季のビオンディ盤を1枚おざなりにもっているだけである。旧盤と新盤では、収録作品に出入りがあり、旧は2,3,5と手稿本からの3曲であるが、これはパリで刊行された作品14を全部いれてある。
FMで一度聞いて以来、この作品のファンで、特に2と5が好きである。フィレンテェの街角でチェロを弾いていた青年に、リクエストしてヴィヴァルディのチェロソナタを弾いてくれと言ったときでてきたのがこの5番である。ピエール=フルニエが編曲したことがあるので、比較的有名らしい。
美しい
ヴィヴァルディと言うと、ヴァイオリンが有名だが、
香気豊かで気品溢れるチェロソナタを聴かずには置くのは、あまりにも勿体無い。
ヴァイオリンだと、少し騒がしいかなと感じる人も少なからず
いらっしゃると思うのですが、この楽曲はうるさくありません。
凛々しく気品ある旋律が、「音楽を聴いた」と言う充実感を与えてくれる。
私が特に好きなのは、一番の出だしです。
一瞬で、香気溢れる別世界に運んでくれます。
チェロが好きな人、ヴィヴァルディのヴァイオリンが余り好きでない人、
美しい曲が好きな人、いずれにもお勧めです。
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